カラー特集
最近では実に様々なバリエーションのカラコンがあり、見ているだけでわくわくする一方、選択に迷うことも多いですよね。
今回は、盛れるカラコンの種類や種類別のカラコンの特徴、おすすめの商品などについてご紹介します。
盛れるカラコンの特徴やおすすめについてご紹介する前に、そもそも「盛れる」とはどういう意味か、どのような種類の盛れるカラコンがあるのかを見ていきましょう。
「盛れる」カラコンとは、一般的に元の瞳より魅力をアップさせることを言います。
ただ、可愛らしさや大人びた美しさなど、人によって目指す魅力は様々ですよね。
一言で盛れるカラコンと言っても様々な種類があり、人に与える印象は大きく異なります。
盛れるカラコンの種類は、大きく分けて以下の3種類があります。
次の章では、これらの特徴やおすすめの商品について、詳しくご紹介していきます。
まずは、「ナチュ盛り」カラコンの特徴やおすすめの商品についてご説明します。
「ナチュ盛り」できるカラコンとは、さりげなく瞳を盛ることができるカラコンのことを言います。
学校や仕事で日常使いする方や、カラコンの装用を気づかれずに魅力をアップしたい方におすすめのものです。
「ナチュ盛り」のカラコンを購入する際は、DIA(レンズ直径)を14.0~14.2mmで、黒目とほぼ同じか少しだけ大きいものを選ぶようにしましょう。
着色直径(色がついた部分の直径)は13.5mm以下なら自然に黒目を演出できます。
カラーもなるべく元の黒目になじむよう、黒、ブラウン、ヘーゼルをメインにするのが無難です。
着色部分の一番外側にラインを引いたフチなしか、ぼかすようにラインが入ったぼかしフチのものが裸眼に近い瞳を演出できます。
ここからは、「ナチュ盛り」できるカラコンのおすすめをご紹介します。
働く女性を中心に大人気の「TeAmo1MONTH」の「ヴィジンブラウン14.0mm」
中心は明るいカラーで瞳をトーンアップし、細フチが適度に瞳を強調しながらツヤ感をプラスします。
ナチュラルでスウィートな瞳を作る「ミミュ」シリーズも人気です。
「ロシェブラウン」「ルミエルヘーゼル」「シュガーピンク」「マロージュグレー」の4色展開で、いずれも元の素材を活かしつつおしゃれで女性らしい瞳を演出します。
メインカラーにきらめきをプラスする絶妙な模様のダークブラウンを採用。
また、瞳を立体化する赤みがかったブラウンや裸眼に自然になじむオレンジブラウンも用いることでナチュラルな発色を実現し、女性らしい魅力を演出します。
「キャネルアンバー(低含水)」は、フチの内側と外側の絶妙なグラデーションによってふんわりとしたフチを実現しており、黒目を自然に強調することができます。
また、メインデザインには微細ドットを採用し、瞳に自然な奥行きとうるっと感をプラスします。
「エメブラウン(低含水)」は、日本人に多い瞳のカラーに近いダークブラウンで、自然でありながらクリッとアクセントのある瞳になります。
続いて、「ナチュ盛り」カラコンの特徴やおすすめの商品についてご紹介していきます。
「派手盛り」カラコンを装用すると、印象的なデカ目を演出することができます。
着色直径が13.9mm以上のカラコンなら、瞳が元の黒目よりも一回り以上大きく見え、かなり存在感のあるデカ目が演出できます。
また、くっきりと瞳を強調するためにフチありのものを選ぶとよいでしょう。
なお、フチありのレンズには、とにかくデカ目効果が大きい太フチと、太フチよりは自然な仕上がりの細フチがあります。
フチのみが入ったサークルレンズもあり、イメージに合わせて印象を調整できます。
以下に、「派手盛り」カラコンでおすすめの商品をご紹介します。
存在感のあるデカ目を目指すなら、「TeAmo1MONTH」のグラマラスタイプがおすすめです。
発色とデカ目を叶えてインパクトある瞳を実現する「ダーリン (Darling)」シリーズは、元の黒目が透けない着色部分とくっきり太めのフチで印象的な瞳を作ります。
「ダーリンブラウン」は瞳を主役にするブロンドブラウンカラー、「ダーリングレー」は媚びない凛としたアッシュグレーカラーです。
「ティアリー (Tearly)」シリーズも、華やかで存在感ある瞳になることができます。
高発色の着色部分は瞳のカラーを思いのままにカバーでき、トーンを抑えた囲みフチが白目に映える美しい瞳を作ります。
イエローブラウンカラーと程よい太さのフチで、盛れるのにわざとらしくない「ティアリーブラウン」と、シルバーグレーカラーと瞳をくっきり見せるフチで写真映え抜群の「ティアリーグレー」があります。
近年流行っている「ハーフ盛り」カラコンの特徴やおすすめの商品も見ていきましょう。
憧れの外国人やハーフのような瞳を演出できるのが「ハーフ盛り」できるカラコンです。
色素が薄いものの、高発色でしっかりと盛れることで人気があります。
カラーは黒目をトーンアップさせる明るめのブラウンやグレー、ヘーゼル、淡いグリーンなどがおすすめです。
ブラウンやヘーゼルはナチュラルな雰囲気に、グレーはクールな印象になります。
ハーフ系のカラコンは極小のドットやドットグラデーションのデザインが多いですが、やはりフチの有無や太さによっても印象が変わります。
ここからは、「ハーフ盛り」できるおすすめのカラコンをご紹介します。
「アイビーオリーブ」は、カーキにもヘーゼルにもグリーンにも見える魅惑の発色を実現。
神秘的な深みのある カラーとなっており、本物のような色素が薄いハーフ目を演出します。
オレンジイエローとカーキでナチュラルハーフ瞳に仕上がる「モスブラウン(1DAY・低含水)」がおすすめです。
従来品よりさらに極小なドットを全体に 密集させ、中央に向かって放射状に配置することで、べた塗り感のない透明感と驚きの高発色を実現しています。
「TeAmo1DAY」の「アルナヘーゼル」もおすすめです。
「アルナヘーゼル」は、黒目と重なると絶妙なヘーゼルカラーになり、ヌケ感あるハーフカラーになります。
あえてフチを囲むことで、明るいメインカラーとのメリハリがつき、ハーフ系の瞳の奥行き感と透明感を再現します。
また、極小ドットを密集させて美発色でもベタ塗り感のないヌケツヤ感を実現したほか、中央から外側にかけて広く配置するデザインとなっており、本物のハーフ目に近いヌケ感を表現しています。
ここまで、3種類の盛れるカラコンについて紹介してきましたが、イメージ通りの瞳を実現するためには、元の自分の特徴を踏まえたカラコン選びをする必要があります。
特に以下の3点に気をつけてカラコンを選ぶようにしましょう。
盛れるカラコン選びで最も気をつけるべきことは、自分の目の大きさや形を知ることです。
例えば、元の目が大きくない人が着色直径の大きいものをつけると、宇宙人のような印象与えてしまうこともあります。
目の大きさや形を考慮してカラコンを選ぶ際は、「瞳の黄金比率」を意識して選ぶようにすると失敗するリスクが減ります。
平均的な日本人の「白目:黒目:白目」の比率は「1:1.5:1」とされていますが、「瞳の黄金比率」である「1:2:1」の時が最も美しい印象を与えると言われています。
そのため、この比率を意識しながら自身の目を適度に魅力アップできるカラコンを選ぶと良いでしょう。
目の大きさや形と同様に、目の色も個人差があることも意識してカラコンを選ぶ必要があります。
同じカラコンをつけていても、元の黒目の色味によって若干見え方が変わるため、イメージ通りの瞳にするためには自身の目の色を踏まえてカラーを選ぶ必要があります。
レンズのカラーを選ぶうえで、髪の色との相性も配慮する必要があります。
例えば、黒髪の人がライトブルーのような明るい色のカラコンをつけると人工的な印象を与えてしまいますが、ダークブラウンのようなカラーなら自然になじませることができます。
また、ナチュラルな雰囲気にしたいなら、目と髪の色を合わせるとバランスがよくなります。
逆に、髪の色と全く異なるカラーのレンズをつけると、個性的な印象になるでしょう。
最近では様々なタイプの盛れるカラコンがありますが、まずは自分がどのような目元になりたいのか、イメージをはっきりさせることが大切です。
そのうえで、自分の目の大きさや形、色などを把握して、自分を最も憧れのイメージに近づけてくれるカラコンを選びましょう。
もちろん、カラコン選びは盛れるかどうかだけでなく機能面も大切です。
乾燥に強い低含水コンタクトレンズであること、着色剤が直接瞳に触れない「サンドイッチ製法」を使用したレンズであることなども合わせて確認しましょう。
盛れるカラコンと一言で言っても、ナチュ盛り、派手盛り、ハーフ盛りなど、様々なタイプのカラコンがあります。
カラコンを選ぶ時は、まず自分のなりたいイメージを明確にし、快適で楽しいカラコンライフを満喫しましょう。