選び方
20代は顔立ちや化粧がどんどん変化していくため、「カラコンを試したい!」と思っても、いざ選ぶとなると迷ってしまいますね。
そこで、20代のカラコン選びのポイントや、おすすめのカラコンなどについてご紹介します。
ひとくちに「20代」といっても、前半か中盤か、後半なのかによって選ぶカラコンは違ってきます。
学生なのか社会人か、主婦なのかなど、肩書きによっても大きく変わってくるでしょう。
基本的には、着色直径などカラコンのサイズが合っていれば、好みのレンズを楽しんで問題はありません。
ただ、20代中盤から後半になってくると、オフィスで過ごす機会やパーティーなど、フォーマルな場へ出かけることも増えてくると思います。
それに合わせて、ファッションの好みも変わり、落ち着いたヘアメイクを意識し始めるかもしれません。
カラコン選びも、そうした環境やファッションの変化に合わせて変えていくと自然さを演出することができます。
もちろん、いくつになっても自分を持ち、甘さやセクシーさ、意志の強さやスタイリッシュさを演出するのも素敵です。
堅苦しく考えず、自分の思う方向性に合わせて、好きなカラコンを楽しみましょう。
ここでは、「盛るレンズが苦手」「カラコン選びで失敗したくない」という方向けに、失敗しにくいカラコンを選ぶポイントについてご紹介します。
カラコン選びで「失敗したかも」と思う大きな原因の一つとして、黒目がはっきり、くっきりと強調されすぎてしまうことが挙げられます。
レンズのフチが太く、しっかりと囲むタイプのカラコンは、必要以上に黒目が強調されがちです。
瞳孔が開いたようなギンギンの黒目にならないためには、フチなしタイプのカラコン、またはフチがドット仕様でふんわりぼかせるデザインを選ぶと、自然な雰囲気に仕上がります。
ある程度くっきり感も出したいなら、ナチュラルに瞳を目立たせる細フチタイプのカラコンを選ぶと良いでしょう。
失敗しないカラコン選びには、デザインのシンプルさを重視することも大切です。
マットなものやビビッドカラーは避け、ドットが細かく、裸眼と合わせても浮かずに、極力自然に見えるものを選ぶようにしましょう。
DIA(レンズ直径)は目のサイズと同じくらいの大きさである14.0mmか、14.2mmが使いやすくておすすめですが、着色直径は14mmを超えるような大きなものになると、つけたときに不自然な印象を受けやすくなります。
着色直径は瞳の印象を大きく左右するので、失敗を避けたい場合は黒目よりわずかに大きいか、ジャストサイズくらいの13.1mm以下を、少し盛りたい場合は裸眼より一回りほど大きい13.2~13.6mm程度に抑えると良いでしょう。
カラコンは装用期間が長いものほどコスパは良くなりますが、もしつけてみて「失敗した」と思ってしまった場合、逆にもったいないことになってしまいます。
自分にぴったりと合うカラコンが見つかるまでは、多少コスパが悪くても1DAY(ワンデー)タイプを購入した方が、いろいろなデザインを試せるのでおすすめです。
カラコン選びに慣れ、自分に似合うカラーやデザインがわかっているなら遊び心でチャレンジするのも良いですが、「はじめてのカラコンで冒険はできない」「無難な雰囲気にまとめたい」と考えるなら、ハーフ系のカラコンは避けましょう。
ハーフ系のカラコンは、自分の瞳の色との相性が意外に難しく、明るくなりすぎると「いかにもカラコンをつけている」という印象が強まってしまいます。
特に発色の良いものは髪の色やメイクなど、トータルバランスで印象が大きく変わるため、カラコンだけで自然に盛りたいなら、ハーフ系カラーは避けた方が良いでしょう。
最後に、20代におすすめできるカラコンを、タイプ別にご紹介しましょう。
明るすぎず暗すぎず、絶妙な色合いが初心者向きのヴィジンブラウン。
瞳になじむ優しいカラーで、オフィスやキャンパスなど、普段使いに活用できるカラコンです。
甘く優しいミルクチョコのようなブラウンが特徴のフォンダショコラ(低含水)は、黒目からはみ出ない大きさで裸眼のように見せることができます。
フチの部分も瞳をふんわり囲むデザインなので、フォーマルなシーンにもつけられるカラコンです。
少しだけ冒険したい人におすすめなのが、女性らしく繊細なヌーディ―ブラウンで印象的な目元にできるクラッシーブラウンです。
DIA(レンズ直径)14.5mm、着色直径13.8mmとやや大きめですが、優しい色合いでナチュラルさを残しつつ、存在感のある瞳が実現できます。
20代のカラコン選びは基本的に自由ですが、前半~後半までにライフスタイルが変わり、落ち着いてきたならカラコンも自然なものがフィットします。
カラコン選びで失敗したくない人にも、自然なデザインはおすすめです。