選び方
40代で「カラコンをつけてみたい」と思ったときに、「そもそもつけていて痛いと思われないか?」と気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、40代のカラコンはありなのか、カラコン選びのポイントなどについてご紹介します。
カラコンは年代を問わず、幅広いユーザーから支持されているものです。
リップやアイシャドウなどのメイクと同じように、「40代だからカラコンは痛い(似合わない)」というものではありません。
ただ、年齢と共にメイクの方法や色使いを変えるように、若い人が似合うものと同じカラコンをつけてしまうと、想像よりも浮いてしまうことはあります。
中には「カラコンは若い子が使うもの」と思い込んでいる人も少なからずいるため、パッと見て「カラコンだ」とわかるようなデザインだと「痛い」と思われることがあるかもしれません。
しかし、40代女性として上品な印象を与えつつ、瞳の美しさに引き込まれるような雰囲気が出せるカラコンもありますので、そうしたカラコンを選べば、「痛い」と思われることなく、魅力的にすることができるでしょう。
上品でさりげなく、大人な瞳を演出できるカラコンを見つけるためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。
まずは、外せないポイントを4つご紹介していきます。
着色直径が大きいほど瞳の印象が強くなり、若くあどけない印象となります。
着色直径が13.5mm以上あるカラコンを使用すると、目尻のシワや目元のたるみなどが際立ってしまい、痛いと感じてしまうかもしれません。
自然に瞳を印象づけるためには、着色直径は黒目よりわずかに大きいか、同程度の大きさである13.1mm以下のカラコンを選ぶと、ナチュラルで上品な印象に仕上がります。
「いかにもカラコンをつけている」という違和感を避けるのであれば、着色部の外側にあたるフチの部分がくっきりしていないカラコンを選びましょう。
ふわっとぼかしたようなデザインの「ぼかしフチ」や、瞳と白目との境界部分が裸眼のようになじむ「フチなし」タイプがおすすめです。
フチが太めのカラコンは、瞳をくっきりと強調して目立たせる効果がある反面、上品さや然さとは程遠い目元となる可能性があり、目だけ幼く浮いてしまいやすいため注意してください。
多くの日本人は、黒かダークブラウンに近い瞳の色をしているため、自分の目の色に近いブラウン系を選べば瞳になじみ、カラコン感のない上品さを演出することができます。
ブラック系は視線に強さを出し、顔立ちがはっきり見えるメリットがありますが、真っ黒なタイプを選んでしまうと、悪目立ちする可能性があるでしょう。
ブラックを選ぶならできるだけ裸眼に近く、不自然さの少ないものにするのが無難です。
漆黒のような濃いブラックや青系、ボルドー系など、派手な色は浮いてしまう可能性が高いため、特別なイベントなどでない限り、おすすめしません。
見た目とは関係ありませんが、カラコンを楽しむためにも目の健康には気をつけましょう。
40代以降になると、ホルモンの分泌が減少する傾向にあります。
肌のハリや潤いなどにかかわる「潤いホルモン」が減少すると、肌だけでなく全身が乾燥しがちになる「ドライシンドローム」が進行しやすくなります。
目は体の中でも水分の多い粘膜にあたる部分のため、ホルモンの影響でドライアイになるケースもあります。
カラコン装用中の目の乾きは、眼精疲労の原因になりやすいので、目から水分を奪いにくい低含水レンズがおすすめです。
最後に、上品な大人の綺麗さを演出できるおすすめカラコンをご紹介します。
細フチに暗めのアースカラーが印象的なヴィジンブラウン。
自然な明るさと色味はシーンや世代を選ばず、普段使いできるカラコンです。
着色直径は13.3mmながら、絶妙のグラデーションで自然に瞳を大きく見せることができます。
着色直径12.7mmのフォンダショコラ(低含水)は、盛り過ぎないさりげない大きさとなじみやすいブラウンが特徴です。
瞳をふんわりと囲むぼかしフチですので、カラコンバレしにくく、まるで裸眼が美しい人のように見せられます。
モスブラウン(1DAY・低含水)は、ヘーゼルにカーキ、少しイエローの要素もある明るめのブラウン。
着色直径が小さめなので、透明感のある「色素薄い系」の瞳に仕上がります。
普通のタイプでは物足りない人、少し冒険したい人におすすめのカラコンです。
暗めのフチから内側に向かって明るくなる絶妙なカラーリングで、女性らしいブラウンの瞳を実現します。
控えめな着色直径で自己主張し過ぎず、女子会や家族での食事など、いつもと違うおしゃれを楽しみたいときにおすすめです。
40代でも50代でも、自分がしたいと思うおしゃれを楽しむ姿勢は大切にしたいもの。
落ち着いた雰囲気にちょっと都会的なエッセンスを加え、目にも優しい低含水レンズのカラコンで、ワンランク上のスタイルを目指しましょう。