選び方
おしゃれをワンランクアップするアイテムのひとつ、カラコン。
「周りの友達がカラコンをつけてて興味が出た」「初めてカラコンを買ってみたいけどどうしたらいいんだろう?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
正しい購入方法や取り扱い方さえ押さえれば、カラコンは安心して使える商品です。
今回はカラコン初心者に向けて、初めてカラコンを購入する時の流れや選び方、必要なアイテム、装用時の注意点についてご紹介します。
初めてカラコンを購入する時の流れを3ステップに分けて見ていきましょう。
カラコンを購入する時は、まず眼科を受診します。
目の状態が良くなかったり、合わないサイズや度数のカラコンを付けたりすると、角膜を傷つけるなど目のトラブルの原因になるからです。
問診票の記入時に「カラコン購入のため」と記載しておくと受診がスムーズです。
視力検査、眼圧検査、屈折検査、目の形などの測定を行った後、眼科医による診察を受け、カラコンを使用できる目の状態か確認します。
診察にはおおよそ1~2時間、2,000円前後かかることが一般的です。
コンタクトレンズ処方には保険が適用されるので、必ず健康保険証を持参・提示しましょう。
眼科を受診すると処方箋をもらえます。
処方箋には自分の目に合ったカラコン選びに必要なデータが記載されています。
カラコンは、眼科、ドラッグストア、雑貨店、専門店、通販サイトなどで購入ができます。
眼科では購入前に必ず眼科医による診察を受けられるため、安全性が高いことが魅力ですが、その分お値段が張ることもあります。
ドラッグストアや雑貨店、カラコン専門店などの実店舗は眼科より商品数が多く、その場ですぐ購入できる手軽さがメリットです。
処方箋の期限内に買いに行きましょう。
通販サイトは自宅で購入できる手軽さと商品数の多さが魅力!
ですが、海外製の粗悪品を販売しているサイトもあるため、見極める目が必要です。
初めてカラコンを購入する時はデザイン以外にも注目すべきポイントがあります。
3つの選び方を見ていきましょう。
一般的に、カラコンは使用期間ごとに「1DAY(ワンデー)」「2WEEK(ツーウィーク)」「1MONTH(ワンマンス)」の3種類に分けられます。
初めてカラコンを買うならレンズケアが不要な1DAYタイプから始めるといいでしょう。
必要なときだけ使えて、使い捨てのため衛生的。取り扱いが簡単です。
DIA(レンズ直径)が大きいと、レンズで目が覆われて酸欠状態になり目の負担が大きくなります。
カラコンに慣れていない最初のうちは、DIA14.2mm前後の平均的なサイズを選ぶことをおすすめします。
カラコンのお試しセットとは数種類のカラコンが2~14枚(1~7日間分)程度入っている少量パックのこと。
ワンデータイプがほとんどなので、色々なデザインを試せます。購入したものが無駄になりにくく、色味や装着感を見れるのが魅力です。
カラコンと一緒に買うと便利なアイテムも確認しておきましょう。
洗浄液、保存液、レンズケースは定期交換タイプのカラコンで必要です。
最近では洗浄液1つで洗浄も保存もできるものが増えています。
目薬はコンタクトレンズ専用のものからカラコン使用可の商品を選びましょう。
カラコンに慣れておらずゴロゴロ感や渇きが気になるなら装着液が便利です。
カラコンをつける時にレンズに使用するもので、うるおいを与えて快適なつけ心地を期待できます。
カラコンを装用する時の注意点を見ていきましょう。
カラコンは正しいつけ方・外し方を知って装用しましょう。
カラコンを使用する前に、商品の添付文書をよく読みましょう。
添付文書には使用方法や使用上の注意点、保管方法などが記載されています。
内容に不明点があれば眼科医の説明を受け、よく理解した上で使用してください。
また、添付文書は大切に保管し、何かあった時に取り扱い方法や注意事項などを確認できるようにしておくと安心です。
カラコンの1日の装用時間、交換サイクルは必ず守りましょう。
初めての場合、1日目は2時間以内に、2日目は4時間、3日目は6時間、4日目は8時間と装用時間を増やし、徐々にカラコンに目に慣らしていくことが一般的です。
医師の診断に従い、提示されたスケジュールを守って無理せず装用してください。
また、使用期限は1DAYタイプなら開封後1日、2WEEKは開封後2週間、1MONTHは開封後1カ月です。
使用しない日が続いても開封した日から起算し、期限になれば新品への交換が必要です。
カラコンが汚れていると角膜を傷つけて感染症を引き起こしたり、ドライアイを誘発させたりする恐れがあり、目のトラブルの原因となります。
誤ったお手入れは、レンズの劣化やキズにもつながるため、正しいケアを心がけましょう。
カラコンに触れる時は石鹸で手を洗って清潔にし、こすり洗いをして汚れを落とし保存液につけて液中に保存します。
レンズの素材はとてもデリケートなので、慎重にケアをしてください。
目の健康のため、異常の早期発見のためにも眼科の定期検査は必ず受けましょう。
自覚症状がなくでも目のトラブルが起こっている可能性があります。
そのまま装用を続けると悪化する恐れがあるため、定期的な受診を心がけてください。
初めてカラコンを購入する流れは、眼科を受診して処方箋を受け取り、データをもとに店舗や通販サイトで選びます。
目の健康を守るためにも、カラコンは正しいつけ方・外し方を守り、添付文書をよく読んで装用しましょう。
適切なケアや定期検査も大切です。