カラー特集
衣装やウィッグに加えて、コスプレに欠かせないカラコン。
しかし、コスプレ用のカラコンにはたくさんの色味やデザインがあり、どのように選べばいいかわからないという人もいるかもしれません。
そこで今回は、コスプレ用カラコンの選び方や色別のおすすめカラコン、使用時の注意点などを紹介していきます。
コスプレ用のカラコンを選ぶときには以下のポイントを抑えましょう。
コスプレ用のカラコンで一番重要なポイントは色味と発色です。
まずは、自分がコスプレするキャラクターがどんな瞳の色なのかをしっかりと確認しましょう。
カラコンにはたくさんの色味があります。
青といっても真っ青なのかクリアブルーなのか、青緑なのかなど細かいニュアンスを意識して選ぶことが大切です。
次に、商品ページにある装用写真で発色を確認しましょう。
カラコンはつけてみると目の色と混じるので、レンズの色がそのまま瞳の色にはなりません。
つけたときの発色も考慮して購入しましょう。
フチや着色直径によってカラコンをつけた時の印象がガラリと変わります。
フチがなく着色直径が小さめのものはナチュラル感がありクールな印象になるため、男性のキャラクターや甘さを出したくない女性キャラクターに向いています。
対して、フチがはっきりとしていて着色直径が大きめのものは瞳がくっきりと可愛らしい印象になるため、女性や子供のキャラクターに向いています。
フチのありなしや着色直径はカラコンのパッケージや商品ページに記載があるので必ずチェックしましょう。
デザインはキャラクターの属性や性格を表すのに重要です。
コスプレするキャラクターがアイドル系ならばキラキラとしたデザインが入ったもの、暗い性格のキャラクターや人外のキャラクターなら細かいデザインがなくベタ塗りのものがおすすめです。
放射線状のデザインでグラデーションのあるものなどはリアルな印象を与えてくれるので、学生のキャラクターなどに向いています。
中には特殊カラコンといって白目まで全て覆う全眼カラコンや目の中にハートや星などのデザインが描かれているものもあり、ホラー系のキャラクターやハロウィンの仮装などにピッタリです。
キャラクターを表現するために色味やデザインで選ぶのも重要ですが、つけ心地も忘れてはいけません。
仮装パーティーや大型コスプレイベントなどでは長時間つけたままになるので、つけ心地が悪いと具合が悪くなってしまう可能性があります。
つけ心地の良いカラコンを選ぶには、自分のBC(ベースカーブ)を知ることが大切です。
BCがピッタリのカラコンを使用すれば、目のごろつきやレンズのずれを無くせます。BCは自分の目と「±0.2mm」を目安に購入しましょう。
また、カラコンの中には保湿力が高く乾きにくいものもあるので、コスプレにおすすめです。
購入したカラコンは事前に装用して目に合うか確認しておけば、当日も安心して使用できるでしょう。
ここではコスプレにおすすめのカラコンを色別で紹介します。
コスプレするキャラクターの目と照らし合わせて、ピッタリなカラコンを探してみてください。
「レネルレッド」は、暗所だと発色しにくい赤コンも3カラー重ねることによってしっかり赤を主張してインパクトある瞳に。
ベタ塗り感を抑え、赤すぎずキツくならない発色で瞳だけ浮かないです。
「アストラブルー」は、思わず惹き寄せられる西洋人のような深みのある瞳になれます。
「レネルイエロー」は、きらきら輝くゴールドカラーで主張しすぎず沈みすぎない絶妙な発色のカラコンです。
「ラゼグリーン」は、天使のように清らかで優しい神秘的な瞳になれます。
「サターンバイオレット」は、まるで宝石のように上品で優雅な瞳になれます。
「レネルピンク」は、甘酸っぱいストロベリーカラー。
高発色でもキュートでガ―リーな瞳になれます。
「レネルホワイト」は、ホワイトアッシュカラーで白コンにありがちな不自然さを抑え、キツくならず雰囲気のある瞳になれます。
ここでは、自分に似合うコスプレ用カラコンはどう選べばいいのか、そのポイントを説明します。
自分に似合うカラコンを選ぶには、サイズを合わせることが大切です。
目が最も綺麗に見える黄金比は「白目:黒目:白目=1:2:1」です。
白目と黒目の比率を黄金比に近づけるために、着色直径が自分の目の横幅の半分になるようなカラコンを選びましょう。
着色直径の他にDIA(レンズ直径)やBC(ベースカーブ)も自分の目に合ったものを選ぶとつけ心地が良く、コスプレを楽しめます。
似合うカラコンを選ぶなら、パーソナルカラーと合わせるのも大切です。
赤目のキャラクターのコスプレをする場合、自分の肌の色がブルーベースなら暗めの赤、イエローベースならオレンジとグラデーションの赤を選ぶと馴染みやすいでしょう。
キャラクターに近づけるのも大切ですが、カラコンの印象が強すぎてもバランス悪く感じる場合があります。
ぜひ参考にしてみてください。
キャラクターの髪色や肌の色味と合わせることもポイントです。
ピンクや黄色など派手な髪色のウィッグを被るなら、発色の良い明るめのカラコンを選ぶと映えるでしょう。
キャラクターによって肌の色も異なるので、色白なら透明感のあるもの、褐色ならナチュラルなものといったように使い分けるもの大切。
キャラクターの髪色や肌色まで考慮して選ぶとコスプレ感のない自然な姿を演出できます。
カラコンは目にとっては異物なので、注意して使用する必要があります。
ここでは、安全に使用する方法をみてみましょう。
カラコンの装用期間と使用期限は必ず守りましょう。
装用期間とは1日にカラコンをしている時間のこと。
どんなに長くても1日8〜10時間までにしましょう。
カラコンの使用期限はレンズを開封した時を1日目とします。
2WEEK(ツーウィーク)や1MONTH(ワンマンス)のカラコンは一度しか使用していなくても開封して使用期限が過ぎたら捨てなくてはなりません。
カラコンの使用前後のケアを徹底するようにしましょう。
カラコンをつけたり外したりするときには必ず手を洗い、汚れた手でレンズや目に触れないようにします。
カラコンを外した後は専用の洗浄液でこすり洗いをし、保存液につけて保管してください。
カラコンを安全に使用するためには、正しい使い方を知るだけでなく目に優しいものを選ぶことも大切です。
ここでは、コスプレをより楽しめるように、目に優しいカラコンの特徴を紹介します。
カラコンは販売するのに一定の安全基準をクリアする必要がある「高度管理医療機器」です。
日本で承認を受けて販売されているものには「高度管理医療機器承認番号」が記載されています。
海外製のカラコンや未承認のカラコンの中には、発色が良くコスプレにピッタリなものがあるかもしれません。
しかし、そういったものを使用すると目のトラブルが引き起る可能性があります。
コスプレを安全に楽しむためにも、必ず「高度管理医療機器承認番号」が記載されているものを選びましょう。
カラコンはサンドイッチ構造になっているものを選ぶようにしましょう。
サンドイッチ構造とは、カラコンの着色部分がレンズでサンドイッチのように挟まれていて、色素が外に漏れ出さないようになっている構造です。
色素が直接目に触れないので、安全性が高いといわれています。
コスプレで使用するカラコンは色素が濃いものが多いので、サンドイッチ構造のものを選んだ方が安心です。
目に優しいカラコンなら酸素透過率(Dk/L値)が高いものが良いでしょう。
酸素透過率とは、レンズがどれくらい酸素を通せるかの値です。
コスプレ中は長時間カラコンを付けることになるので、どうしても瞳が酸素不足になりがちです。
酸素透過率の値が大きいものを選べば、より酸素を多く供給できるので、目への負担を軽減できます。
コスプレ用のカラコンを選ぶ際のポイントは、キャラクターの瞳に近い色味・発色か、キャラクターのイメージに合ったフチや着色直径か、つけ心地が良いかです。
コスプレの際に自分に似合ったカラコンを選ぶには、自分の瞳のサイズやパーソナルカラーに合わせた上で、キャラクターの髪色や肌色なども考慮すると良いでしょう。
カラコンは高度管理医療機器なので、高度管理医療機器承認番号がついている目に優しいカラコンを選び、使用前後のケアを徹底するなど正しく使用することが大切です。
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