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カラコンがズレる原因とは?リスクやズレたときの対処法、予防法を紹介!

カラコンを使用する上で問題になることの1つが「ズレ」です。
カラコンのズレは見た目や視界が損なわれるだけでなく、放っておくと目のトラブルに発展する場合もあります。

そこで今回は、カラコンがズレる原因やリスク、カラコンがズレたときの対処法と予防法を紹介します。
カラコンのズレを予防して快適で健康的なカラコンライフをおくりましょう。

1.カラコンがズレる原因とは?

ここでは、カラコンがズレる原因を5つ紹介します。

目が乾燥している

目が乾燥しているとカラコンがズレやすくなります。
目の潤いが少ないと平らだった涙の表面にドライスポットと呼ばれる凹みが発生し、眼球とカラコンの間に隙間ができるので、まばたきする度にレンズが動くほど不安定になるのです。

カラコンの裏表が反対になっている

カラコンの裏表が反対になっているのも、ズレの原因です。
カラコンには裏表があり、反対に着けているとレンズの形が瞳にフィットせず、ズレやすくなります。
また、裏表を間違えて着けていると充血したり炎症を起こしたりと目のトラブルに発展する可能性もあります。

カラコンのBC(ベースカーブ)が合っていない

カラコンのBC(ベースカーブ)が自分の目に合っていないとズレが生じやすくなります。
BCとはレンズのカーブ具合を示す数値です。
個人差が大きく、自分の目のサイズに近いものを選ぶ必要があります。
自分のBCよりも0.3mm以上の誤差があると装着時に違和感が生まれるようです。

カラコンにゴミ、汚れがついている

カラコンにゴミや汚れがついているのも、ズレの原因の1つです。
レンズと眼球の間にゴミや汚れがあると隙間ができて目にフィットしにくくなります。
特に、2WEEK(ツーウィーク)・1MONTH(ワンマンス)など何回も使用するカラコンのズレの原因としてよくみられます。

結膜炎を患っている

結膜炎が原因でカラコンがズレやすくなっているケースもみられます。
結膜炎とはまぶたの裏側が炎症を起こす眼病で、目やに、かゆみ、まぶた裏のブツブツなどのアレルギー症状が生じてレンズがズレやすくなります。

他の眼病が同じような症状を出すこともあるので、違和感がある場合は無理にコンタクトを着けずに眼科を受診しましょう。

2.カラコンがズレるリスク

カラコンがズレると見た目や視界が損なわれるだけでなく、レンズとの摩擦によって目の粘膜が傷つき、炎症や視力の低下など目のトラブルを引き起こす可能性があります。

また、カラコンのズレが頻繁に起こると着け直す回数も増えるので、目やレンズに触る機会が増加します。
レンズに傷がついたり目に雑菌が入ったりするリスクも高まるでしょう。

このように、カラコンのズレは着け心地が悪くなるだけではなく、深刻なトラブルも引き起こしかねません。
早めに適切に対処して快適なカラコンライフを過ごしましょう。

3.その場でできる!カラコンがズレた時の対策

ふとした瞬間にカラコンがズレて困ることってありますよね?
ここでは、その場で簡単にできる、カラコンがズレたときの対策を紹介します。

目を上下左右に動かす

カラコンが大きくズレてどこに行ったかわからなくなったときは、まぶたを閉じて目を上下左右に動かしてみましょう。
目を閉じて動かすことで全体に涙が行きわたり、カラコンが元の位置に戻りやすくなります。

激しく動かしてしまうとレンズと眼球の摩擦で炎症を起こす可能性があるので、ゆっくり優しく動かすのがポイントです。

目薬を差す

目の乾燥によってカラコンがズレているときは、目薬を差して数回まばたきをするとカラコンが元の位置に戻る場合があります。

ただし、目薬はコンタクト専用のものを使用するのが重要。
通常の目薬に含まれている防腐剤がカラコンに吸収されて瞳に悪影響を及ぼすケースがあるので、カラコンに対応しているかパッケージをみて確認しましょう。

カラコンを着けなおす

カラコンが裏表反対だったり、ゴミが付着したりしている場合は、一度レンズを外して着け直します。
1DAY(ワンデー)タイプのカラコンは一度外したら再装着できませんので、新しいレンズと交換しましょう。

また、カラコンを着けなおす際は、しっかりと手を洗って、レンズを洗うときは専用の洗浄液や保存液を使って雑菌が入らないように注意することが大切です。
携帯用の洗浄・保存液や予備のカラコンをいつも持っておくと安心です。

4.カラコンのズレを予防する方法

カラコンのズレは事前対策で防げるケースも多くあります。
ここでは、カラコンのズレを予防する方法を3つ紹介します。

自分の目にフィットするカラコンを選ぶ

自分の目にフィットするカラコンを選べば、ズレを防ぐことができるでしょう。
特に自身の瞳に合ったBC(ベースカーブ)を選ぶのが大切です。
BCが大きすぎたり小さすぎたりするとズレやすくなります。
BCは眼科で測定してもらえるので購入前に受診しましょう。

乾燥しにくいカラコンを選ぶ

乾燥しにくいカラコンを選べば、乾燥によるレンズのズレを予防できます。
低含水のカラコンは長時間着けていても乾きにくく、ドライアイの人にもおすすめです。
高含水のカラコンはレンズが乾きやすい上、失った水分を涙から吸収するため瞳も乾燥しやすくなります。

装着液を使用する

カラコンを装着するときに装着液を使用するとズレ防止になります。
装着液とはコンタクトレンズを使用する前にレンズに垂らして使用するもので、目に潤いを与え快適な装用をサポートしてくれます。
ただし、購入する際はカラコンに使用可能か確認しましょう。

5.まとめ

カラコンがズレる原因は、目が乾燥している、レンズの裏表が間違っている、BC(ベースカーブ)が合っていない、眼病などが挙げられます。
カラコンのズレは、摩擦による瞳の傷つきや感染症による炎症など目のトラブルを引き起こす可能性があるため、早めの対処が重要です。

カラコンがズレてしまった際は、目薬を差す、一度外して付け直す、頻繁なら眼科を受診するなどで対応しましょう。
また、自分の目に合ったBCや乾きにくいレンズのカラコン選びや、装着液を使用しするズレ予防も効果的です。

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