選び方
「カラコンをつけると瞳が小さく見える…」「不自然に浮いてしまう…」
そんな悩みを抱えている奥目さんはいませんか?
実は、奥目は欧米人のような骨格の彫り深さが魅力の一方、瞳が奥に引っ込んで見えやすく、影ができやすい特徴があります。そのため、カラコンを選ぶ際はサイズや色、デザインを慎重に見極めないと、瞳だけが強調されて“宇宙人”っぽくなってしまうことも…。
しかし、正しいコツを押さえれば立体感を活かしつつ、瞳の印象を自然に引き立てられます。そこで本記事では、奥目の特徴や似合うカラコン選びのポイント、さらにTeAmoのおすすめカラコンの紹介からメイク術、よくあるQ&Aまでまるごと解説していきます。
奥目(おくめ)とは、眼球が眉骨よりも内側に位置している目のこと。目を閉じるとまつ毛が一直線になりやすかったり、涙袋が薄かったり、二重幅が狭く見えたりする傾向があります。
・まつ毛を横から見たとき、カーブせずにほぼ真っ直ぐ
・目を開けたとき、まぶたに影が落ちやすい
・顔全体を見ると、目元が少し凹んでいる印象
上記に当てはまる項目が多いほど、奥目の可能性が高いです。
奥目の魅力は、骨格に奥行きがあるため横顔が立体的に見えやすいこと。一方で、光の当たり方によって瞳が暗く沈んで見えやすいという難しさもあります。
奥目さんは「瞳が奥に位置している」ため、以下のような悩みを感じる人が多いです。
・瞳が小さく見えがち
・まぶたの影で目元が暗く見える
・カラコンで瞳を強調すると、かえって不自然になる
とくに、着色直径が大きいカラコンや、濃いフチで瞳をくっきり見せるタイプは、奥行き感を際立たせてしまう恐れがあります。奥目さんが「カラコンが似合わない…」と思うのは、実はこうした“選び方のミスマッチ”が原因かもしれません。
カギは「瞳を盛りすぎない」&「光を取り込む」
奥目さんが自然に瞳を印象アップさせるには、瞳のサイズを控えめにしつつ、明るさやツヤを足すことが重要。ここでは具体的に3つのポイントを解説します。
「瞳を大きく見せたい」と思って、着色直径が14.5mm以上のカラコンを選ぶと、瞳だけが前面に出てしまい、奥まった目元とのバランスが崩れがち。
・12.8mm〜13.2mm前後(個人差はありますが、一般的な裸眼サイズ~少し大きい程度)
・自然に瞳の輪郭をふんわり大きく見せる程度
これぐらいのサイズ感なら、瞳を程よく引き立てながらも、顔全体との調和が保ちやすいです。
太く濃いフチは「瞳の輪郭」をはっきりさせる反面、瞳だけが浮いて見えてしまうこともあります。
奥目さんの場合は、細フチやフチなし、あるいはフチ部分が薄いグラデーションになっているタイプを選ぶと◎。そうすることで、瞳全体が自然なグラデーションを帯び、瞳と白目の境界が柔らかくなります。
瞳が奥まっていると、どうしても目元の影が強調されやすいもの。そこで、「放射線状(ラジアル)の柄」や「瞳の中心部が明るくなるデザイン」など、光を取り込む仕組みがあるカラコンを選びましょう。
・ブラウンやオリーブ、ベージュ系など明るめカラー
・瞳の中心がクリアになっていて、外側がぼんやり色づくタイプ
こうしたカラーなら、瞳の印象が一気にトーンアップして、奥目ならではの“くぼみ感”を緩和できるはずです。
ここでは、奥目さんに特におすすめしたいカラコンを3種類ピックアップ。いずれも着色直径が大きすぎず、フチが柔らかいデザインを中心に選びました。ぜひ参考にしてみてください。
「暗い目元を自然にトーンアップしたい」「今までのブラウンだとマンネリ…」という人にぴったりなカラー。瞳全体に立体感とツヤを与えてくれるのが特徴です。
オフィスや学校でも浮きにくいカラーリングなので、デイリー使いに◎。赤みブラウンは肌なじみもよく、血色感をさりげなくプラスできます。
「友達とお出かけ」「特別な日のデート」など、ちょっとイメチェンしたいときにおすすめ。抜け感のあるオリーブカラーが、奥目でも瞳を明るく見せやすいデザインです。
カラコンをつけるだけでなく、メイクも奥目向けにひと工夫することで、さらに目元の印象がアップします。以下のポイントを押さえてみてください。
・黒のリキッドアイラインは強調しすぎると、瞳が“奥に引っ込み”やすい
・ブラウン系やグレー系などソフトなカラーで、まつ毛の生え際をなぞる程度に
・目尻のラインを延ばしすぎないことで、全体のバランスを整える
・ベージュ・コーラル・ピンク系など、肌なじみが良くて明るさを足せる色がおすすめ
・ラメやパールは中心や目頭寄りに少しだけのせて、目元の暗さを払拭
・スモーキー系の暗いカラーは、奥目を強調してしまう場合があるので要注意
・奥目はまつ毛を強調しすぎると、瞳がさらに奥まって見えることも
・目尻だけ軽くカールさせる、もしくは中間〜毛先だけ塗るイメージ
・ブラウン系マスカラを使うと柔らかく仕上がり、瞳のカラーとなじみやすい
・涙袋に明るめのコンシーラーやパール入りシャドウを少量オン
・目元全体がふっくら明るく見え、奥目の暗さをカバー
・過度な“涙袋の影”は不自然になるので、少しの陰影で立体感をつくる
Q1: ダークカラーは本当にNG?
A: 完全にNGとはいえませんが、奥目さんの場合は目元の影を増長しがち。立体感を強調しすぎると「瞳がさらに奥に入ったように見える」恐れがあります。どうしてもダークカラーが使いたい場合は、フチが薄いタイプや透け感のあるデザインを選ぶと良いでしょう。
Q2: オフィスや学校にはどんなカラーがいい?
A: 明るすぎないブラウンやオリーブ系が無難です。着色直径も控えめにしておくと、カラコン初心者さんでも浮きにくく、自然な好印象を狙えます。
Q3: メイクはいつも通りで大丈夫?
A: 奥目さんは目元が暗くなりがちなので、普段より少しだけ「明るい色のシャドウ」「細めのアイライン」を意識するだけでも効果的。マスカラもガッツリ上げるより、まつ毛の中間〜毛先だけ塗るなど“軽さ”を持たせると、カラコンとの相乗効果がUPします。
奥目さんは瞳が奥にある分、陰影がつきやすく「カラコンが映えないのでは?」と感じがち。しかし、適切なデザイン・カラーを選べば、骨格の立体感を活かしつつ瞳をぐっと明るく見せることができます。
・着色直径は小さめ〜自然サイズ
・フチは控えめorフチなし
・光を取り込む透明感あるカラー
・メイクは“明るさ”と“軽さ”を意識する
この4つを押さえれば、カラコンが“浮く”ことなく瞳に溶け込み、奥目でも自然に明るい印象に。ぜひ「キウイブラウン」「ベリーブラウン」「ピノオリーブ」など、TeAmoのカラコンで新しい自分の瞳を発見してみてください。
奥目だからカラコンをあきらめるなんて、もったいない!正しい知識とアイテムを味方につけて、自然に華やぐ立体感を手に入れましょう。
自分の骨格を活かしたカラコンライフで、毎日のメイクがもっと楽しくなるはずです。ぜひ今回のポイントを参考に、奥目さんならではの“映える瞳”を目指してみてくださいね。