選び方
日本人の髪の色と聞いて、黒髪を連想する人は多いでしょう。
また、日本人のオーソドックスな瞳の色は茶色(ブラウンアイ)です。
この「黒髪+茶色の瞳」の組み合わせは、ある意味“王道”的な美しさがあることから、あえてカラコンを装着するメリットをイメージしにくいかもしれません。
しかし、社内規則・学校の校則などを理由に髪を染められない人の中には、カラコンを使ってオシャレしたいと思っている人もいるでしょう。
そこで、この記事では、黒髪に似合うカラコンとその選び方について、ブルベ・イエベそれぞれのパーソナルカラーに似合う色に触れつつ解説します。
黒髪は、日本人にとってナチュラルなイメージがあることから、どちらかというと「エキゾチックな雰囲気」を演出するカラコンとは相性が悪いと思われがちです。
しかし、多くの日本人と同じ髪色だからこそ、カラコン次第で大きくイメージが変わることもあります。
黒髪に合うカラコンを選ぶ際は、次にご紹介するポイントを意識して選ぶとよいでしょう。
カラコンの色は、顔の印象を大きく左右するので黒髪に合う色を知っておくことが大切です。
以下のような色が黒髪と相性が良いとされます。
色 | 特徴 |
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ダーク ブラウン |
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ヘーゼル |
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オリーブ |
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グレー |
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その他、意外に相性が良い色としてピンクがあります。
小さめの着色直径のものを選ぶと、黒髪でもガーリーな印象になるでしょう。
着色直径とは、カラコンの色がついている部分の大きさをいいます。
黒髪はインパクトが強い髪色をしているので、そのインパクトに負けないようにするためには、カラコンの色に応じた着色直径を考える必要があります。
例えば、ダークブラウンなどナチュラルな色を選んだ場合は、大きめの着色直径のカラコンを選ぶと黒髪に負けにくいでしょう。
グレー系などシックなカラーにしたい場合は、着色直径が小さめのカラコンを選ぶと自然な印象になります。
カラコンと黒髪の組み合わせを考える際は、メイクも重要なポイントです。
自分のメイクのイメージから外れたカラコンをつけてしまうと、瞳の色が浮いてしまうため、肌の色なども考慮して選ぶことが大切です。
また、同じ黒髪でも、ロングヘアとショートヘアでは、見る人に与えるイメージも変わってきます。
例えば、ロングヘアの場合は発色の良い濃いめのカラコン、ショートヘアの場合は目力を強調する着色直径が少し大きめのカラコンを選ぶと、髪型に合ったイメージに仕上がるでしょう。
肌がブルベの人・特に冬タイプの人は、深みのある黒髪が似合います。
夏タイプの人は、同じ黒系統でも透明感のあるグレーブラックが似合うため、カラコンを合わせる際はその点に配慮して選ぶとよいでしょう。
ブルベ・夏タイプの人は、清楚なイメージを醸し出す、淡いパステルカラー・透明感のある明るい色が似合います。
肌の色がやや青白く、瞳はソフトな黒色・こげ茶色という方が多いため、グレイッシュブルー・くすんだピンク色などのカラコンがおすすめです。
ブルベ・冬タイプの人は、肌の色が透き通るように白く、瞳も白目と黒目のコントラストがはっきりしています。
その特徴を活かす方向で考えた場合、彩度の高いビビットカラー・深みのある暗さが魅力のディープカラーなど、はっきりとした色を選ぶのがよいでしょう。
具体的な色の種類としては、ピンク・ブルーグレーなどがおすすめです。
肌がイエベの人は、漆黒のような黒髪にすると、顔に影が入って暗く見えたり、血色が悪く見えたりします。
イエベの場合、同じ黒でも黄みの入ったヘアカラーを選びつつ、春タイプの人は明るい髪色、秋タイプの人は落ち着いた髪色を意識するとよいでしょう。
イエベ・春タイプの人は、肌の色がオークル系で艶やかな質感、瞳も黄みのある明るいブラウン系色の人が多いことから、純色に少し白みを加えたブライトカラー・明るく澄んでいるライトカラーが似合います。
カラコンの色としては、グリーンやコーラルピンク・グレージュなどがおすすめです。
イエベ・秋タイプの人は、春タイプと同じく肌の色がオークル系・質感はマットで、瞳は黄みのあるダークブラウン系色の人が多く見られます。
そのため、落ち葉を連想させるソフトなくすみカラーや、暗く深みのある色が似合います。
カラコンの色としては、グリーン・ヘーゼル・黄みがかったブラウンなどがおすすめです。
フォーマルさが求められるオフィスや学校では黒髪が指定されていることも珍しくありません。
しかし、黒髪に似合うカラコンを選べば、さりげないオシャレを楽しむことができます。
ナチュラルな印象が強い黒髪と相性が良いカラコンを選ぶ際は、色だけでなく、自然に見える着色直径・メイクやヘアスタイルなどに気を配って選ぶことが大切です。
ブルベ・イエベなど肌色の違いによっても、似合う色は変わってくるため、自分のパーソナルカラーも確認しておきましょう。