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カラコンするなら眼科を受診しよう!その理由と受診方法を解説

「眼科に行かずにカラコンをつけるのはマズい?」
そんな疑問をお持ちではありませんか。
専門家に自分の目の状態をチェックしないままカラコンをつけると、さまざまなトラブルを引き起こす恐れがあります。
そのため、初めてカラコンを使う方には、眼科の受診が推奨されているのです。
この記事では、カラコンを使う前に眼科を訪れるべき理由と、受診方法について詳しく解説します。

1.カラコンを使うなら眼科を受診しよう

初めてカラコンを使用する方や、しばらく使っていなかった方には、事前に眼科の受診をおすすめします。

視力や黒目の丸み、涙の量など、目の状態は一人ひとり違うため、専門のお医者さんにきちんと測定してもらった上で、自分に合うレンズを処方してもらう必要があるからです。

自分に合わないカラコンを使用すると、さまざまな目のトラブルを引き起こす恐れがあります。
カラコンをすぐ使いたいとはやる気持ちは分かりますが、一度診察を受けてから楽しみましょう。

2.眼科の受診をおすすめする理由とは

カラコンの使用前に眼科の受診をおすすめする理由は、主に5つあります。
1つずつ、詳しく見ていきましょう。

カラコンの度はメガネとは違う

理由の1つ目は、カラコンの度数はメガネとは異なるからです。

メガネはレンズと眼球との間に距離がありますが、カラコンは目に密着させて使うため同じ度数にはなりません。
例えば、強い近視の方であれば、カラコンの度数はメガネより弱くなります。

メガネを持っている方でも眼科で視力を測定し、カラコン用の度数を調べてもらいましょう。

BC(ベースカーブ)を測定する

2つ目の理由は、カラコンを使うにはBC(ベースカーブ)を測定する必要があるからです。
BCとは、レンズの曲がり具合を数値化したもの。

目の丸みは人によって異なり、カラコンの曲がり具合もそれに合わせなければなりません。
自分に合わないBCのカラコンを使うと、ズレたり締め付けたりして目に負担をかけてしまう恐れがあります。

このBCは、自分では測定できません。
眼科で診察してもらった上で、目にフィットするレンズを選びましょう。

目の健康状態もチェックする

3つ目の理由は、事前に目の健康状態をチェックする必要があるからです。

角膜に傷があったり眼病にかかっていたりするなど、あまり状態がよくない目にカラコンを装着すると、さらに症状が悪化してしまいます。
また、角膜の傷や初期の眼病は症状が表れないことが多く、素人では判断できません。

カラコンが原因でトラブルを引き起こさないよう、使用前には眼科で目の状態をチェックしてもらいましょう。

お手入れ手順の指導も受けられる

4つ目の理由は、眼科ではお手入れの手順を指導してもらえるからです。

長い期間の使用となる1MONTH(ワンマンス)タイプのカラコンは、毎日のお手入れが欠かせません。
また、そのお手入れも正しい手順で行わなかった場合は、レンズに汚れや細菌が残ってしまい、目のトラブルを引き起こす恐れも。

目の健康を保ちつつ、将来に渡ってカラコンを楽しむためにも、眼科で正しいお手入れ手順を教えてもらいましょう。

度なしカラコンも同様

ここまで眼科を受診する理由について解説してきましたが、度なしカラコンであっても同様です。

確かに、度が入っていないカラコンであれば視力検査は必要ありません。
一方で、レンズを目に入れるのは変わりませんので、ベースカーブの測定や健康状態のチェックは必須です。

度なしカラコンを使いたい時でも、事前に眼科を受診することをおすすめします。

3.眼科の定期検診で防げる目のトラブル

眼科で定期的に検診を受けると、ドライアイや結膜炎、角膜上皮障害などの眼病を防げます。

ドライアイ

ドライアイは、コンタクトレンズによって目が乾燥するトラブルです。
症状としては、目の痛みや充血、異物感、疲れ、目やにの増大などが挙げられます。

適切な治療を受けずに放置すると、角膜や結膜へのダメージや、めまいや頭痛など全身の不調を引き起こします。

結膜炎

結膜炎は、眼球を守っている結膜が炎症を起こすトラブルです。
細菌性、ウイルス性、アレルギー性の3種類があり、どれも充血やまぶたの腫れ、異物感、目やにの増大などの症状を引き起こします。

症状が悪化すると、まぶたの裏側にブツブツができる巨大乳頭結膜炎などを発症してしまうこともあるため、早期の治療が必要です。

角膜上皮障害

コンタクトレンズについた汚れによって、角膜の表面が傷ついてしまう眼病です。
みが出ますが、上皮は細胞の入れ替わりが活発なため、適切な処置を受ければ数日で治ります。

こちらも放置すると、症状が角膜の内部にまで及び、最悪の場合、失明してしまう危険がある眼病です。

4.眼科の受診方法とは

最後に、眼科を受診する手順について、簡単に触れておきましょう。

持参するもの

眼科の受診に必要なものは、次の2つです。

  1. 健康保険証(またはマイナンバーカード)
  2. 診察料 2,000~3,000円(初診の場合)

持参するもの

眼科を受診する時は、次のような流れになります。

  1. 眼科に「コンタクトレンズを使いたいので検診して欲しい」と連絡し、予約を取る
  2. 予約した日時に、健康保険証と診察料を持って眼科を訪れ
  3. 問診票に、連絡先や目の状態などを書き込むれ
  4. 目の検査と診察を受けれ
  5. コンタクトレンズのお手入れ方法などのレクチャーを受ける
  6. 処方箋を受け取る

5.まとめ

今回は、カラコンを使う前に眼科を訪れるべき理由と、受診方法について解説しました。

自分の目のBC(ベースカーブ)や健康状態などを眼科でチェックしないままカラコンを使用すると、眼病などのトラブルを引き起こす可能性があります。

眼科には「コンタクトレンズを使いたい」と伝えることで簡単に検診が受けられます。
目の状態をチェックしてもらって、楽しく安全にカラコンを楽しんでくださいね。

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